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高知県立牧野植物園 [建築紹介]

明治から昭和にかけて活躍した、日本の植物学会第一人者牧野富太郎博士の業績を顕彰する植物園である。
その記念館の本館と展示館は、建築家内藤廣さんの設計によるもので、1999年開館。

本館と展示館は屋外通路で結ばれており、高知の台風や豪雨に耐えるとともに、五台山の地形や植生になじんだ、「C字状」殻型構造、となっている。魚の骨格からイメージした構造とのこと。

RCと木の混構造であり、木部分は集成材を用いた大架構である。
この記念館は数々の賞を受賞し、構造的にも創意工夫が凝らされたもので、ネット上にも多くの情報がある。

牧野1.jpg
展示館 中庭より
建物に包まれたような中庭も丁寧に作られ大変心地よい。

牧野2.jpg
展示館 トラス状の木架構
展示物よりも建築に目を奪われてしまった。

牧野4.jpg
とはいえ展示も充実している。このしかけは牧野博士の年少期、壮年期、晩年を表現したもので、15分おきに、音楽に合わせてからくりしかけのように動き出す。とても優雅で、牧野博士の心の中にひきこまれるよう。
牧野博士の精密な植物描写もすばらしい。

牧野3.jpg
本館
木製の建具、登梁が曲線の中に連続している。

牧野植物園のある五台山には、四国八十八寺巡礼を模した山中路があり、それも趣が深い。


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